鹿児島の箏(琴)・三味線和楽器教室:桐の音楽院

こんにちは。桐の音楽院(きりのねがくいん)です。鹿児島を中心に活動している箏や三味線の会です。お稽古や尺八や他和楽器との合奏、演奏活動などなど。お問い合わせはお気軽に♪

「鹿児島国際大学 第18回 教員定期演奏会」終了いたしました。

こんにちは♪ 桐の音楽院主宰の梶ヶ野亜生(カジガノアイ)です。

 

鹿児島国際大学 第18回 教員定期演奏会」が5月11日(金)かごしま県民交流センター(県民ホール)にて開催され、無事終了いたしました。

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今回は5つのステージで構成されました。

 

〇ハープ独奏(ハープ:下野 由貴)

〇フルートとピアノによる二重奏(フルート:木村 紀子、ピアノ:中村 ますみ)

〇ソプラノ独唱(ソプラノ:久野 真理香、ピアノ:高取 裕美、十七絃:梶ヶ野 亜生、尺八:福田 井山)

クラリネット独奏(クラリネット:中島 暢宏、ピアノ:久保 幸代、作曲:久保 禎)

〇ピアノ連弾(ピアノ:樋園 亮・中島 一光)

 

私はソプラノ久野真理香さんがうたう中島はる作曲「白い曼珠沙華」の伴奏を、尺八福田井山先生と一緒に演奏いたしました。白い曼珠沙華を見た鶴岡千代子さんが書いたこの歌詞には、箏尺八の伴奏しかないと中島晴子さんが作曲されたそうです。

 

白いこの花に、紅の色より優しく、そして烈しいものを感じ、それと同時に清らかさとひそやかさを見出したこの曲。美しいはかなさと、激しく永遠に続くもの。といった対極で相反するものが内包するイメージを持ちました。

 

実はこの曲以前も久野さんと演奏したのですが、個人的には年齢が重なった今の方が心に染みいりました。「みほとけ」を近しく感じる年齢に一歩一歩近づいてるのでしょうか(笑)。

 

昨年、第43回鹿児島市の新人賞を受賞したソプラノ久野さん(おめでとうございます!)。今年秋にリサイタルをされます。そこでも今回の「白い曼珠沙華」、そして同作曲家による「じゃがたら文~お春ゼロニマの生涯~」を伴奏させていただきます!ぜひ皆様にも聞いていただきたく思います。近くなりましたらまたご案内させてください。