2018年度のお弾き初め会終了いたしました!
2018年度のお弾き初め会終了いたしました!
先週末桐の音楽院のお弾き初め会でした。
昨年度までは発表会形式で皆様に披露するという形でしたが、今年度は5月5日の桐の音シンフォニーもあるので、プレリハーサルもかね、非公開での会でした。
今年度、昇級された皆様方への免状授与から始まった本会。
人前で弾くのとは違う緊張感を伴なう昇級試験。それでも頑張って挑んでくださった皆様。本当におめでとうございました。
(ちょっと遠目からですが、お免状授与してます)
そしてこの後会員の皆様から私へのサプライズが。
昨年、鹿児島県文化奨励賞を頂いたお祝いをしていただきました。
気を使って頂き本当に有難うございます♡
(子供ちゃん達から立派な目録と記念品頂きました)
さてこの後、午前中いっぱいかけて5月5日公演の曲目を一曲ずつ演奏。
午後からは午前中演奏した風景をとったビデオを見つつ反省会。演奏する姿勢やら楽譜の位置やら、その他諸々各自の反省をしながらの再演奏。
(『さくら・21』川内市と鹿屋市の子達も合流。この日初めて全員揃っての合奏でした)
(師範曲となる「海鳴り」チーム。ベテランの貫禄が・・(笑))
色々とたっぷりすぎて、皆様お疲れになった事でしょう。
でも本公演前に人前で弾いた事はきっと糧になるかと思います。
発表会では、人前で自分のできる演奏をすることが第一の目標。
でも今回の演奏会はもう一歩先のところを皆に目指してもらいたい。そんな思いを込めて選曲しました。
自分の為でなく、聞いてる方の為に自分がどんな演奏をするのか。
完璧な演奏をすることはもちろん素晴らしいけど、和楽器のどんなフレーズを、どんな音を聞いてもらいたいのか、どんな演奏をしたいのか、どういったところを魅せたいのか、それを自分達で考えながら練習し、演奏することこそが大事なのではないかと考えてます。
先生からの教えももちろん大事だけど、自分で考えること。それを今回の演奏会では培って欲しい。そんな思いです。
4月に入ったら、『絵空箏』の作曲者、沢井比河流先生、そして『天泣』の作曲者、橋本みぎわ先生が鹿児島にいらしてお稽古をつけてくださいます。作曲者からの直接のお稽古を受けることは本当にプライスレス。曲の真意に近付くことの大事さを少しでも感じ取って欲しいとの思いから、両先生をお呼びいたしました。この貴重で有難い時間を、皆が真摯に受け止め、さらにそれを演奏に昇華させてもらいたいなと思ってます。
ホールを予約した1年前はまだまだ先だなーと思ってたけど・・あっという間に目の前。ほとんど後ひと月しかない(汗)。
でもきっと桐の音楽院の皆様だったら乗り越えられると信じてます!
頑張りましょうね。