【歳時記】夏至~半夏生ず~
夏至からかぞえた11日目を半夏生(はんげしょう)といい、農家の方はお休みをとる日だそう。この日の天候で一年の豊作を占う習慣があったとのことです。
”半夏”とは、烏柄杓(からすびしゃく)というサトイモ科の植物の別名。この植物が生える時期が今時分なことから、この時期を“半夏”が”生ずる”時期=”半夏生”というのだそうです。
これの根っこに生えた球形の茎が「むかご」。
わたしは関東にいって初めて「むかご」をみて食しました。鹿児島のお店などでみかけたことないような。私のうちが食材として調理してなかっただけかしらね?
ちなみに、この半夏生の日、三重県などでは”ハンゲ”という妖怪が徘徊するので、農家の方々はこの日までに田植えをすませ、5日間はおやすみしてたのことです。
”ハンゲ”・・・どんな妖怪なんでしょうか。気になります。