屋久島町立中央中学校、学校訪問演奏に伺いました。
屋久島町立中央中学校、学校訪問演奏に伺いました。
6/3、午前中2.3時限目に、中央中学校隣の宮之浦小学校体育館にて開催。予報ではばっちりと雷雨マーク。でしたが、心配していた雨も楽器運搬時、演奏時には全く降らず本当にラッキー!
中央中学校は屋久島の宮浦中学校、小瀬田中学校、一湊中学校、永田中学校が統合した中学校だそう。その当時それぞれの学校で使ってた箏が集まってきていてなんと!13絃箏が7面、そしてちっさい箏も何面かあるそうなんです。箏柱が3つ足りないという事で桐の音楽院から3つ寄贈させていただき、体験では皆の箏を7面全部使ってもらいました。
今噴火で避難してきている口永良部、金岳中学校の二人にも楽器に触れてもらえたみたい。いつかあの時にこんな事もあったなぁと思い出してくれれば嬉しいなと思います。
おなじみ質問コーナー。
質問『三味線の皮は皆にも身近な動物の皮なんだけど、わかるかな~?』
真っ先に
『鹿~~』
と答えてくれました!今回は私達も小学校での経験から、やっぱりこの答えが来た来た!!となんだか嬉しい気分(笑)。
あと、三味線の撥にかんしても、普通小中学生は〝鼈甲(べっこう)”というもの自体を知らない事がおおいのですが、屋久島の子供達はバチをみただけで鼈甲だとわかってたようでした。さすがです☆
公演が無事に終わり、楽器を車に積み終わった途端、雨が矢のようにふりつけてきました。南国の島の雨。1月に35日雨が降るといわれてる屋久島において、本当に有難いくらいのタイミングで2公演終えることが出来ました。多謝!
屋久島町立神山小学校の様子はこちらです。