桐の音お弾き初め会終了致しました。
桐の音楽院恒例行事、2015年のお弾き初め会、ぽかぽか陽気の天気にも恵まれ3月22日無事終了しました。全15曲。今回は霧島照山会、福田井山社中、鹿屋尺八同好会の尺八の皆様方にも助演頂き、とてもよい勉強会になりました。
お弾き初め会は内輪の会。だからこそ色んな挑戦が出来るのではないかと思い、ここ数年、少人数での演奏形態となってます。今年は尺八の方々からのリクエストもあり古典が多かったかように思います。
また今年から弾くだけではなく、奏者それぞれが曲の解説をするという試みにチャレンジ!最初は「えーー、出来ないわ~人前で喋るなんて~」と言ってた皆様も本当に上手に説明して下さいました。おかげで一聴には理解しにくい古典曲の風情が想像しやすく、聴く方もまた気分新たに聞けたのではないかと思います。
予習参考書としてこの邦楽ジャーナルから出てる『箏曲地歌五十選 歌詞解説と訳』がわかりやすいので皆に購入して頂きましたよ。
さて演奏はといいますと、それぞれに自画自賛や反省やら色々な感想があったかと思いますが、それをまた次に繋げる事が出来るとよいなと思います。そして皆朝から汗だくになって着物を着てくれました。苦労した方もいたと思いますが、これもまた努力する事がえらい。何事も反復練習。練習を積み重ねないと見えない事もあるし、本番を重ねないと気付かない事もある。それぞれに経験を積み重ねていく事は本当に大事なことだなと思います。同じ曲だとしても、まったく同じ演奏っていうのはなくって、その瞬間瞬間で新しい課題を見つけていける事こそ、曲の解釈の深さに繋がっていくんだなと思います。また一年頑張りましょう。
そういえばこの日写真撮るのも忘れてました。来年は忘れずにとります。(添付はイメージ写真です)