霧島東神社で奉納演奏させて頂きました
こんにちは♪ 桐の音楽院主催の梶ヶ野亜生(カジガノアイ)です。
毎年11月9日は霧島東神社の大祭で奉納演奏させて頂いてます。
今年も演奏して参りました。
この東神社は鹿児島県の霧島六社権現の一つ。
”西”の霧島神宮に対して、さらに車で30分ほど山奥深く鎮座するこの神社は”東の神社”になります。鹿児島市内からだと車で2時間は見たほうが良いでしょうか。
神社境内からエメラルドグリーンの御池が見下ろせます。
今年はとてもポカポカしていましたが、木の影に入るとヒンヤリとした空気が体を纏います。山奥というだけでなく、神社のもつ清廉性・・といったものでしょうか。
全く信心深くない私でもこの境内に入ると身が引き締まるような、そんな気がします。その昔、ここで修験者たちがここに篭り、修行を重ねたのもなんだか納得。
東神社本殿での演奏はなんだかいつも緊張します。
ホールで感じるものとは全く違った緊張。
ホールでは聞いてくださる方のためとか、一緒に弾く人たちとの調和に集中するけど、ここでは純粋に自分の為に演奏するというような感覚。神様に禊いでもらってるような。それだけに色々見透かされてる気分になります・・(°_°)
この日は演奏途中からどこからともなく「チチチチ・・チチチチ」と鳥が鳴き始めました。一緒に神様に音楽を届けたかったのかな?
という訳で今年も無事終了!
この日は夜、声楽久野真理香さんのリサイタル(これはまた次の記事で)があったので急いで帰りましたが、いつもはこの大祭のあと直会があり、社務所でお昼を頂きます。ここのおにぎりと唐揚げとお煮しめが私大好きなんです(笑)。なんでか不思議とめちゃくちゃ美味しいんですよね。来年また楽しみにすることとします。
帰り道は、霧島の少しだけ赤くなってきた木々に癒されながら帰りました。
皆様にも少しだけおすそ分け。