45分授業内で、大人数に箏を触れてもらう作戦決行
2021年度初めての学校公演は姶良市立重富小学校へ。
隼人のサン・アモリ教室でお稽古頑張ってらっしゃるY先生からのご縁。
ここでは学校側からリクエストがあって、子供達に少しでもいいからとにかくとにかく楽器に触ってほしいと。人数を聞くと40人超。授業は45分。そしてそれを3クラス分。
おーーー、結構みっちりです(笑)。曲は”さくらさくら”🌸。
●子供達が触れる楽器の数は8面 → 一面につき5人わり当て
●45分内で5回ししないといけないので、説明などを考えると、一人当たりが触れるのはギリギリ5分ほど?
普通だと一曲仕上げるのはとても無理・・かと思いましたが、そこはなんとかリクエストに応えたい🔥そこで考えた。1フレーズずつだったら5分でもいけるだろう!
”さくらさくら”を4分割。
一人で弾くのは心もとないかもしれないので、2人一緒に弾いてもらうことにして。
ABという箏を弾く子たちは①のフレーズを。
CD箏は②のフレーズ。EF箏は③のフレーズを、GH箏は④のフレーズを。
それをAB→CD→EF→CD→EF→AB→GHの順で弾くと、一曲コンプリート!
これだと皆で一曲を仕上げてる感もあり、結構集中して練習するみたい。
箏に触れない子達も、歌詞や絃の数を読み上げたりして一体感がでる!という良い効果も。
音楽の授業で、今では必須となった伝統楽器。
でも担当する先生は和楽器にそこまで詳しくないとやはり苦労する、という話はチラホラ聞きます。しかもこんな短時間だと大変ですよね。
もしよかったらこんな作戦は如何でしょうか?というTIPSでした。