鹿児島の箏(琴)・三味線和楽器教室:桐の音楽院

こんにちは。桐の音楽院(きりのねがくいん)です。鹿児島を中心に活動している箏や三味線の会です。お稽古や尺八や他和楽器との合奏、演奏活動などなど。お問い合わせはお気軽に♪

がんばってに代わる言葉

 先日Twitterに何気なく『頑張ってほしいなぁ』とつぶやいて、後から「いやこれなんか違うな」と思いすぐ削除してしまった。
 もしかしたら言われた人は既に頑張ってるのに、更にがんばってと言うのは、負担をかけてしまうのかなとちょっと思ったのである。

 

 昭和世代の私は、頑張るのが美徳だと思っている節がある。

 

 ときには自分の能力に負荷をかけるのはもちろん良い。それが伸びしろとなる場合もある。頑張ってという言葉を期待値と受け止めてくれて、張り切るタイプの人ももちろんいるだろう。
 でも過剰な負荷と言うのは人にものすごいストレスを与えてしまう。そうするとどうなるか?自分の経験上、あまり良い結果につながらないような気がしています。

 

 と思っているので、お稽古の時に練習頑張ってと気軽に言えない自分がいる。
 それでなくてもみんな学校だったり勉強だったり仕事だったり家族だったり、そんなことでがんばっている。しかも私が知っているのはお稽古の時間内で知り得る状態でしかないので、慮り判断するのが非常に難しいなと感じる場合もある。

 

 しかしまぁ練習はしてほしい、正直(笑) 。ある程度ね。だからそんな時に頑張ってと言う言葉に変わる言葉は何かなぁと最近すごく考えている。まずは相手のやる気のツボは何なのか、そこに気づいてあげるのが1番なのかなと思う。
何か人がやる気になるような、さりとて押し付けがましくもなく、そんな言葉は無いだろうか。

 

そんなことを最近考えています。

 

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