5月31日は国民文化祭リハ、第一回目でした
今年の国文祭は鹿児島で開催されます。箏曲・尺八、琵琶、詩吟の合同開催となる「邦楽の祭典」は11月14,15日、姶良市加音ホールで開催されます。
一昨日5月31日はかごしま県民交流センターにて第一回目のリハでした。1回目と言えども、代表の方、そして姶良市役所の方などの準備は約3年前からスタートしており、話し合いは10回近く行われてます。先日のリハまでの道のりは長く、ここまで尽力頂いた各代表の皆様、姶良市役所の方など、実際音出しまで辿り着けたことにとりあえずはほっとされたのではないでしょうか。
さてここからは音を作り上げていく段階に入りました。
全国からは13団体程参加されると聞いてます。鹿児島からは「六段」「鳥のように」「鹿児島のわらべ唄」の3曲で舞台に上がります。
「六段」の練習に入る前に鹿児島県箏曲会長の寺田登士恵先生から『ただ拍子を合わせて弾くのでなく、”六段”を”祈り”だと思ってひきなさい』とのお話がありました。古典をずっと弾き継いでる先生だからこそ、この曲の大事さ、手習い曲とは言えどもその奥深さみたいなものを弾く皆にも感じてもらいたいのだろうと、私は考えました。気持ちを揃えるという事の大事さを教えて頂いた気がしました。
鹿児島県箏曲会、沢井箏曲院、彩音の会、そして桐の音楽院と、鹿児島県下の箏の四団体が合同で、一緒のイベントに参加すること、一緒の舞台にあがること、一緒の曲を弾くこと、初めての事は多いですが、これから本番まで頑張ってまいります。桐の音楽院も微力ながら成功をめざし、お手伝いをさせて頂きます。
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