もっとも重要な・・
週末になると、練習真っ盛りになる最近の桐の音楽院です。
さてさて昨日のみぎわ先生の練習に引き続き、本日の午前中は大合奏曲の合同練習でした。そのあとは舞台上と舞台裏の打合せ。
演奏技術も勿論大事ですが、演奏会がスムーズに進行する上でこれは最も重要な過程です。正に当日舞台の心臓部。
始めから終わり、そして控え室から舞台袖、舞台までの動線を綿密に打ち合わせます。これは当日助けてくださるスタッフの意見が大事。裏を支えてくださる皆様あってハレの舞台が実現するのだから。
(膨大な資料が散らかってしまうのも仕方なし。 )
二週間ほど前からは舞台照明、音響、大道具を担当してくださる舞台演出の方、先週末は表玄関、受付スタッフとのミーティング、明日は着付けをしてくださる方とのミーティング。
たった一日の舞台にどれだけの方々が支えてくださるのだろうと頭が下がる思いです。
感謝!!
橋本みぎわ先生に『天泣』のお稽古を受けました!
TVアニメ「この音とまれ!」の放映も始まりましたね!私ももちろん見ましたよー。
偶然とはいえ、そんなタイムリーな中、本日!橋本みぎわ先生が『天泣』のお稽古のために来鹿くださいました。
『天泣』は「この音とまれ!」の中でとても重要な意味の在る曲で、この曲を初めて聞いた時私すごく感動したのです。何だろう、前向き感の溢れる曲で、キラキラと光の雫みたいなものを感じるなーと。
ですが、実際弾いてみてそのキラキラ感を出すには、相当な練習量と技量がいると譜読みをスタートして感じました。事実この曲のメンバーはすごく苦労して、長い期間をかけて練習を積み重ねて来ました。そして今日!
(みぎわ先生の言葉に聞き入るメンバー)
そこからさらに楽譜を超えた先のところを教えてもらうべく、作曲者の橋本みぎわ先生に鹿児島まで来て頂きました。一つ一つのシーンを反芻するように丁寧に丁寧にフレーズ毎の弾き方を教えてくださるみぎわ先生。一緒に箏を弾いてくださるシーンも多々あったのですが、みぎわ先生の音そのものがもうキラキラ✦最初のソロの出だし・・・「嗚呼、さとわちゃんだ・・・・」と思わずにはいられない。漫画の情景が、私の、いや私だけでなくその場にいたメンバーの脳をよぎったに違いありません。
音は人を表す。本当にその通りでみぎわさんの繊細さや、でもその奥に在る芯の強さが垣間見えるような音にキュンキュンした時間でした。やはり作曲者に直接お会いして、色々な事を直接聞くことの大事さを感じました。
(恒例の皆でパチリ。私もちゃっかり混ぜてもらいました)
みぎわ先生、本当に有難うございました!本当に素敵な時間でした。
5月5日の本番まで皆でさらに前に向かいたいと思います。
(サイン付き楽譜集♡)
沢井比河流先生に来鹿いただきました!
沢井比河流先生に来鹿いただきました!
今月号の邦楽ジャーナルの表紙ご覧になりましたか?!
沢井比河流先生のグラビアでしたね。
(ぜひ皆さま、一冊お手元にどうぞ(^^)
ジャーナルの中でもお話されてましたが、沢井箏曲院の40周年記念ツアーが今月から始まるとの事。そんなお忙しい中鹿児島にきてくださいました!5月5日桐の音シンフォニーで演奏する比河流先生の『絵空箏』、そして沢井忠夫先生の『詩』のお稽古のためです。飛行機最終便の時間ギリギリまでみっちりとお稽古をしてくださいました。やはり作曲家本人からレッスンを受けられるというのは、本当に意味のある事だなと実感。
比河流先生の言葉一つ一つを聞いてると、音符がそこにある意味、フレージングを感じるメソッド、リズムを明確に理解する事の大事さ、などなど、スーと腑に落ちる瞬間が多々。指導者としての自分自身の脳内がクリアになっていくのを感じました。これで新たな気分であと一月、皆で一緒に楽曲を仕上げる事ができそうです。
各曲で記念撮影!図々しく写真をお願いいたしました。パチリ。
(↑詩出演の皆さま)
(↑絵空箏出演の皆さま)
(番外編 サインをねだられる比河流先生)
本当にありがたい1日でした。
比河流先生有難うございました!
5月5日桐の音シンフォニー Web特設ページ できました!
5月5日桐の音シンフォニーWeb特設ページできました!
チラシからウェブから何から何までいつもお世話になっているO様が作ってくださいました。有難いです。
この特設ページからチケットを直接購入できます。
フォームに沿って、入力するだけ。簡単〜〜。
もちろん桐の音楽院のサイトトップからもいけます。
どうぞよろしくお願いいたします!
桐の音楽院Facebookページできました!
2018年度のお弾き初め会終了いたしました!
2018年度のお弾き初め会終了いたしました!
先週末桐の音楽院のお弾き初め会でした。
昨年度までは発表会形式で皆様に披露するという形でしたが、今年度は5月5日の桐の音シンフォニーもあるので、プレリハーサルもかね、非公開での会でした。
今年度、昇級された皆様方への免状授与から始まった本会。
人前で弾くのとは違う緊張感を伴なう昇級試験。それでも頑張って挑んでくださった皆様。本当におめでとうございました。
(ちょっと遠目からですが、お免状授与してます)
そしてこの後会員の皆様から私へのサプライズが。
昨年、鹿児島県文化奨励賞を頂いたお祝いをしていただきました。
気を使って頂き本当に有難うございます♡
(子供ちゃん達から立派な目録と記念品頂きました)
さてこの後、午前中いっぱいかけて5月5日公演の曲目を一曲ずつ演奏。
午後からは午前中演奏した風景をとったビデオを見つつ反省会。演奏する姿勢やら楽譜の位置やら、その他諸々各自の反省をしながらの再演奏。
(『さくら・21』川内市と鹿屋市の子達も合流。この日初めて全員揃っての合奏でした)
(師範曲となる「海鳴り」チーム。ベテランの貫禄が・・(笑))
色々とたっぷりすぎて、皆様お疲れになった事でしょう。
でも本公演前に人前で弾いた事はきっと糧になるかと思います。
発表会では、人前で自分のできる演奏をすることが第一の目標。
でも今回の演奏会はもう一歩先のところを皆に目指してもらいたい。そんな思いを込めて選曲しました。
自分の為でなく、聞いてる方の為に自分がどんな演奏をするのか。
完璧な演奏をすることはもちろん素晴らしいけど、和楽器のどんなフレーズを、どんな音を聞いてもらいたいのか、どんな演奏をしたいのか、どういったところを魅せたいのか、それを自分達で考えながら練習し、演奏することこそが大事なのではないかと考えてます。
先生からの教えももちろん大事だけど、自分で考えること。それを今回の演奏会では培って欲しい。そんな思いです。
4月に入ったら、『絵空箏』の作曲者、沢井比河流先生、そして『天泣』の作曲者、橋本みぎわ先生が鹿児島にいらしてお稽古をつけてくださいます。作曲者からの直接のお稽古を受けることは本当にプライスレス。曲の真意に近付くことの大事さを少しでも感じ取って欲しいとの思いから、両先生をお呼びいたしました。この貴重で有難い時間を、皆が真摯に受け止め、さらにそれを演奏に昇華させてもらいたいなと思ってます。
ホールを予約した1年前はまだまだ先だなーと思ってたけど・・あっという間に目の前。ほとんど後ひと月しかない(汗)。
でもきっと桐の音楽院の皆様だったら乗り越えられると信じてます!
頑張りましょうね。