メトロノームと友達になろう!
メトロノームと友達になろう!
和楽器をされるかたは、独自の間を大事にされます。「間」はとても重要で、其々の演奏の雰囲気や味わいを決めるものです。
が!
現代曲の練習する時は、とりあえず個々人の「間」はおいといて、楽譜に沿ってテンポ通り弾くことがまず第一条件。そこから音の強弱をつけていき、そこから先は個々人次第。
たとえば!今国文祭の為練習されてることの多い「鳥のように」。
最初指定されてるテンポが速いなあと思う場合は、テンポを一度グッと下げてみてはいかがでしょう?
遅いテンポで確実にノーミスひけるようになれば、次にテンポを4.5、場合によっては一気に10程上げても大丈夫なようです。いきなり指定テンポからスタートするより自分が弾けるところから確実にスタートしていくことが重要なことのように思います。
遅くしてもメトロノームとの合わせ方がわからないわ、と思いの方。大抵四分拍子でうってるかと思いますか、それをさらに8分拍子、16分拍子と細分化して鳴らしてみてはいかがでしょうか?
とにかくメトロノームと親しむのが第一。グルーブ感は大きいテンポを捉えた中での遊びの部分。その中から其々プレーヤーの味だったり、特色が生まれていくかと思います。
まずは基本をしっかりと捉える。それが出来てから其々の思う「間」なり、グルーブ感を出していけばよいかと考えています。
メトロノームは、練習する上である程度音量のあるものが必要です。カード式であったり、チューナーと一緒のものは練習する上で聞こえにくかったりします。ある程度の音量をだし、価格面と親しみやすいこのチューナーを私はオススメしています。
「間」を大事にする邦楽。でもそれだけに時にメトロノームとの練習法に迷われることもあるかと思います。そんな時は是非ご相談下さい。