師範のみなさまと勉強会を催してみました
少し前の話になりますが、桐の音楽院師範のみなさまで集まって、勉強会をしてみました。どのような内容かと言いますと
・箏の各部位名称
・箏の様々な調弦(音階の記載・楽器での実技も含め)
・箏の色々な手法(右手・左手)
・箏・三味線の歴史
・三味線の各部位名称
などなど。半分座学で、後半は楽器を出して実技も含めて3時間ほどの勉強会でした。
皆さま、努力をして師範という免許を取られた訳ですが、実際お弟子さんに教えるという立場になると、更なる勉強が必要だと感じられていたみたいでした。
実際、腕や指の使い方などは人それぞれでその形も筋肉量も可動域も違うもの。でも最終的に目指すのは「良い音」。それを導き出すために各自工夫されているところをお互いに話し合う場でもあり、とても良い機会になりました。
元々はと言えば、師範を目指す方達への講習会の予定でしたが、皆で集まれてよかった!実験的に催してみましたが、今後も定期的にしていこうと思えた時間でした。