鹿児島の箏(琴)・三味線和楽器教室:桐の音楽院

こんにちは。桐の音楽院(きりのねがくいん)です。鹿児島を中心に活動している箏や三味線の会です。お稽古や尺八や他和楽器との合奏、演奏活動などなど。お問い合わせはお気軽に♪

第38回渚のコンサート終了しました。

第38回渚のコンサート終了致しました。

 

ここ数年ずっと参加させて頂いております”渚のコンサート”今年も演奏させてたいだきました。去年は沢井忠夫先生の「黒田節変奏曲」を合奏致しましたが、今年は国民文化祭からの流れもあり、子供達も含めたメンバーで福島雄次郎先生作曲「かごしまのわらべ唄組曲」を演奏致しました。

 

最近箏をはじめた方、新会員の皆様も含めた桐の音楽院のメンバー11名で箏を演奏。まだ舞台経験の少ないメンバーも多い中、福田井山社中の皆様、そして合唱団ベルファミーユに、力強いサポートを頂き、無事演奏終了致しました。

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本来指揮者を要する曲だけに、リハーサルでは楽器隊と合唱隊で曲頭をあわせるタイミングなどがなかなか難しかったりしましたが、本番では息もそろってばっちりでした☆そして歌いながら、そして吹きながらの踊りも短期間で仕上げて下さり本当に感謝。さすがです!お蔭でとても好評な感想を頂きましたよ。

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(リハ時の風景です)

 

本当に皆様有難うございました。会後は我が家の屋上でワイワイBBQしたりして、その準備もたくさん手伝って下さった井山会の皆様には感謝!とても楽しい打ち上げになって、私も嬉しかったです。

 

皆様本当におつかれさまでした!そして有難うございました! 

 

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鹿児島国際大学、伝統音楽演習講座はじまりました

今年も鹿児島国際大学、邦楽演習講座はじまりました。一時期中断してた時もあったのですが、10年程は講座担当しております。

 

昨日は皆でさくらさくらを弾き終えて、終わるごとに、「おーーーーっ」「やったーーー」と歓声が上がってました。かわいい(笑)。年度ごとにクラスの性格が違うのも面白いところです。

 

音楽家の生徒さん達だけに、また教職必修課程なだけに皆さん、呑みこみもはやいと毎年感心しております。

 

国際大学には箏が15面もあり、これまでの授業は楽器に親しむ事、何か一曲を弾きあげることに重点をおいてました。が、今年からは弾くことにくわえ、少し皆に考えてもらう時間を入れて行こうかなと思ってます。

 

昨日質問したのは

「なぜ教育課程の中で邦楽器を学ぶことが必修になったのか」

「なぜ音楽や美術など大学受験科目でない授業も学ぶのか」

 

答えで多かったのは

 

伝統を次世代に伝えるため、知ってもらう為

 

感受性を育てるため、心を豊かにするため

 

うんうん、そうだよね。確かにその通りだと思います。

 

では、なぜ伝統は伝えなきゃいけないの?なぜ知っておくべきなの?

感受性を何故育てなきゃいけないの??心を豊かにするってどういうこと?

 

という質問を次回は皆にぶつけて考えてもらいたいなと思ってます。

 

楽器を10回の講座で学ぶ経験と共に、私がこれまでの演奏活動の中で感じてきた事、考えてきたことを皆とシェアして一緒に考えていければと思ってます。たた単純に楽器を弾くことよりも、きっとその方がこれからの皆様の人生に役に立つような気がするので。今年の講座内容はちょっと変化球にしてみます。

 

 

 

鹿児島市立吉野東中学校の皆様から嬉しい感想頂きました。

鹿児島市立吉野東中学校の皆様から嬉しい感想頂きました。

2015年11月25日、KAN企画「芸術家派遣プロジェクト」により鹿児島市立吉野東中学校訪問演奏いたしました。

 

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全校生徒390名の皆様より嬉しい感想頂きましたのでご紹介したいと思います。

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初めて目の前で和楽器を聞いた子供達

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 ことの美しい音色や尺八の力強い響きにあっとうされました

尺八、しゃみせん、ことの3種類で演奏した時はすごく迫力があって感動しました

とくにシャクハチはすごいと思いました。ふくのでもすごく時間がかかるのにあんなにかんたんそうにふいていてすごいと思いました。

ことや尺八の音色の変化や、そこからひきださされる歌のイメージを楽しむことができました

 いつも馴染みのある曲を和楽器で弾くと

 瑠璃色の地球和楽器に合わせて合唱した時は、本当にしんせんで、ピアノの伴奏とやる時とはまた違う印象でした

校歌も和楽器で演奏してくれてとてもすごかったです

一番心に残ったものは和楽器でるり色の地球を演奏してくれて、それと一緒に歌ったことです

 「〇〇のように」の中に入る言葉は?

学校公演恒例のタイトルあてクイズ!クイズと言っても、皆が答えてくれた回答がすべて正解!! 答えの数は生徒さんの数だけあるんだよ。今回もとても独創的な答えがいっぱいあったので、とても嬉しくなりました。

 

僕の答えは「かけぬけるように」です。少し早いところなどが走っている時の耳に聞こえてくる風邪をきっていく音や心臓のはくどうに聞こえたからです。

 

〇〇に入る言葉は「もり」だと思いました。なぜならもりは四季によっていろいろなすがたにかわっていきます。春はピンク色、夏はきれいなみどり色、秋は赤や黄色、冬は白色、になるように私は聞こえました。

 

〇〇は感情という文字が入りました。なぜなら弱い所は悲しみを、強い所は怒りをというように、音によって感情が表れているような気がしたからです。

 

 自分が当てはまると感じたのが「夢」でした。曲の最初の部分は、体を優しく包み込む春の日光のように心地よい音、音楽だったと感じます。またずっと曲をきいているとさまざまな出来事や感情が頭に思い描くので、それもまた夢のような曲だと思いました。

 

「嵐のように」聞こえました。なぜかというと、最初の音のテンポが激しく、暗い感じだったからです。

 

〇〇に「心」と入れてました。理由は演奏の中で強くたくましい音になったり、か細く弱しい音になったり、優しい音に感じたり、激しく聞こえたりしたのが、人の心の中の感情のようだと思ったからです。色々な出来事や人との関わり、時には天気で気持ちがコロコロ変化するところが曲に表れているように感じました。

あと「未来」「雲」「海」「ちょう」「星」「桜」「みずうみ」などなど本当にたくさんの答えを教えてもらいました。

 

とてもユニークだなと思ったのが、「天かける馬」「台風に立ち向かう男」といった答え!!皆の答えを聞いて、私もまたこの曲に対するイメージを膨らませる事が出来ました。教えてくれてありがとう☆

 

嬉しい感想ありがとうございました!

最後にとっても嬉しい感想を。 

ぼくは楽器も歌も得意ではありません。しかし好きです。そして今回もっと好きになりました。だからもっともっといろんな所で演奏をして音楽を好きにさせ「和」というものをつたえ、笑顔をふやしてください

こんな事を感じてもらいたくて、公演にいってるんだなと改めて感じました。ありがとね!!これからもがんばります。

 

 

 吉野東中公演は、鹿児島アートネットワークの芸術家派遣プロジェクトにより派遣されたものです。このような機会を設けてくださり、ありがとうございました。

第38回渚のコンサート出演いたします

第38回渚のコンサートに桐の音楽院有志、出演いたします。

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今回は昨年国文祭でも演奏した福島雄次郎先生の「かごしまのわらべ唄」を、尺八福田井山社中、そして合唱ベルファミーユの皆様と一緒に演奏いたします。

 

 

児童合唱と邦楽器のための「鹿児島のわらべうた組曲

(福島雄次郎作曲)

 

箏:桐の音楽院 有志

一箏:上ノ町星玲、富橋由美子、板坂美怜、高橋花佳、

二箏:雪山三貴子、岩﨑絵理、丸野香凛、井上一樹

17絃:下中陽南子、松田樹里

 

尺八:福田井山社中

室屋 滝山、有留 井翔、福田 井亮、持橋 井巻、中島 井彰

 

打楽器:福田井山

 

 合唱:Belle famille

有馬泰孝  前田邦好  出口幸宏、山元綾子  有馬理世  田島円香

 

 

興味のあります方、チケットございますので、お気軽にお問い合わせください。

 

連絡先:kirinonegakuin@gmail.com 

 

 

平成二十八年度桐の音楽院、お弾き初め会終了致しました【本編vol.3】

平成二十八年度桐の音楽院、お弾き初め会終了致しました【本編vol.3】

 

前回に引き続き、お弾き初め会の様子をお届けいたします!

 

トロピカルに!

次は池上眞吾さん作曲「トロピカルムーン」です。以前鹿児島邦楽団のコンサートでこの曲を聞き、とても綺麗だったので、今回取り入れてみました。

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う~ん、トロピカルでした(笑)

 

人数が多くて、ちょっと入りきれなかったので横奥の方でも実は演奏してるのですが(ピンクの着物の子達)綺麗にまとまっていたと思います。今回初めて17絃にチャレンジしたJちゃんも、練習も頑張ってたのできっとばっちり弾けてた!と思います☆

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この曲では、最初と最後に波の音を聞かせるところがあります。今回オーシャンドラムをお借り出来たので、Hちゃんにお願いしましたよ。(以前教室で遊んでたから)

案外この楽器難しくて、ゆっくり慎重に傾けないと波の音がきれいに出ないのですが、Hちゃん上手に波の音を表現してくれました。

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鳥のように、はばたけ~

最後は「鳥のように」を群奏で。今回は私は入らず、皆様だけで演奏に挑戦しました。真ん中の部分はソロを割り振り一人ずつでの演奏。とても綺麗に弾けてたかと思います。この曲も群奏での演奏は過去に4回目ほど舞台にあげてることになります。やるほどに曲の理解が深まり、どんどん鳥が遠くまで飛んでいってるように思いました☆

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真剣な演奏は聞く方も真剣にさせるものです。

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全曲終了~お疲れ様でした!

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この後はみんなでお食事をして、恒例のプレゼント交換をしました。「春よこい」を歌いながら、各自がもってきたプレゼントを回していきます。

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皆、何があたったかな??プレゼントをお互いに披露しあう皆様方。

うれしそうですね(笑)

 

来年に向けて!

来年は県民交流センター中ホールにてお弾き初め会(おさらい会)を開催する予定です。朝から晩までホールを予約しているので、個人曲や少人数曲をもっと増やしていけたらよいなと思ってます。経験を少しでも積んで、皆様にはもっともっと箏の音を響かせていってもらいたいなと願ってます。

 

皆様、今年もどうぞよろしくお願いいたします。そして一緒に頑張ってまいりましょう。

 

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平成二十八年度桐の音楽院、お弾き初め会終了致しました【本編vol.2】

平成二十八年度桐の音楽院、お弾き初め会終了致しました【本編vol.2】

 

前回に引き続き、お弾き初め会の様子をお届けいたします。

 

初めてのお弾き初め参加組

初めてこのお弾き初めに参加する方々が続きます。 

この曲は昨年12月入会した親子チームと、そして今年に入って入会された方と、フレッシュなメンバー&鴨池教室の桜井先生でお届けいたしました。「花かげ変奏曲」。これを聞いて下さっていた保護者の方が『なつかし~』とおっしゃってたのこと。この曲、日舞?でもつかわれるんだそうです。初めて知りました。

 

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終ってから「上手にひけなかった~~早かった~~(笑)」とおっしゃってましたが、いいんですいいんです。とりあえず場を踏んだということで経験値をあげる練習でもあるんですから。

 

そして次は沢井忠夫先生の「土人形」です。川内&隼人&鹿児島のメンバーがこの日初めて全員そろって合わせました。初めてとは思えず、お互いがお互いを助け合い(笑)とてもまとまっていました!皆様個人練習をしっかりされる方ばかりだったので、とても落ち着かれてた為かと思います。すばらしい集中力です☆

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終ってホッと笑顔。

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さて次は、前回記事でお伝えしたわらべ唄チーム+小学校2年生のHちゃん☆

 

国文祭の時に何回か集まって皆で練習したのですが、折角集まるんだったら!ともう一曲一緒に練習してたのでした。という訳でこの日「Kのための斗ゐ巾」を初披露。Hちゃんはお弾き初め前に猛チャージで頑張って、お姉さんたちと一緒に演奏することに。

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皆タッチもとてもしっかりしてきて、先生うれしいです(涙)。もっともっと上手になっておくれ。やっぱり一緒に合奏するって、お互いに力がついてくるような気がしますよね。

 

こちらも終わってホッ(笑)

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大人チームはしっとり(?!)

さて初級者・子供ちゃん達の次は、大人チーム登場!

 

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このチームは国文祭終わってからすぐに取り掛かったので、とても綺麗にまとまっていましたよ~。吉崎克彦先生の「光のしづく」を演奏しました。ハーモニックスが多用されている曲でとてもハーモニーの綺麗な曲で、ゆったりを心がけた大人チーム。しっとり(笑)したムードを漂わせ素敵でした。

 

さてさて、vol2はここら辺で。vol.3に続きます。

 

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【お弾き初め関連はこちら!】

 

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平成二十八年度桐の音楽院、お弾き初め会終了致しました!【本編vol.1】

平成二十八年度桐の音楽院、お弾き初め会終了致しました

もう4月!早いですね。さてそろそろ本編にはいりますよ~。

 

六段・雲井六段合奏に挑戦!

 

桐の音楽院の今年度のお弾き初め会、特に有資格者には「六段」「雲井六段」の合奏に加わってもらいました。

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というのは昨年12月、箏演奏家山野安珠美さんをお迎えして、「六段」講習会をしたこともあり、もう少し深く六段を弾きこもう!という事になったからです。

 

 

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今回の合奏私は演奏せず、皆様だけでチャレンジしてもらうことになりました。「六段」「雲井六段」演奏者を入れ替えて2回続けて弾きましたが、結果如何に・・・!?!

 

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手習い曲といわれる六段ですが、その奥深さ、難しさに気付かれたのではないでしょうか?これからもずっと弾き続けて行って欲しい曲です。

 

皆ひとりでひけた!!

さてさて次はちびっこちゃん達が、自分達だけで童謡(メリーさんの羊、はとぽっぽ、チューリップ、めだかの学校)にチャレンジ!!

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今回お弾き初め初参加の子達ばかりです☆

でも皆堂々とばっちり弾けました。すごいすごい。

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そしてこぼれ話1でも紹介した金メダル授与式。

 

一生懸命折り紙で金メダルを作ってくれたHちゃん、一緒に弾いてくれたお姉ちゃんたちに授与いたします!

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鹿児島のわらべ歌!

次はもうちょっとお姉さんたちによる鹿児島のわらべ歌。これは国文祭でも弾いたのですが、あの時は大人数だったので今度は4人でチャレンジです。

冒頭前奏前の合唱部分を、Mちゃんが一人で独唱してくれました。Mちゃんは前の日まで、合唱コンクールで福島の方にいっていたのですが、お弾き初めでも頑張って歌ってくれて、演奏も頑張りましたよ。

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尺八は霧島照山先生、木房巧誠山先生にお願いいたしました。

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本番2回目とあって、皆ばっちし!!さすが~。

 

さてさて、本日はこの辺で。

 

写真がたくさんありますので、せっかくなのでたくさんご紹介したい!

記事も分割してお届けしようかと思います。

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【こぼれ話編はこちら】

 

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