メトロノームで練習してみよう(例:『鳥のように』前半編)
メトロノームで練習してみよう
引き続きメトロノームの話題です。
具体的にどういう風に練習したらいいのか、とお稽古中に質問を受けたので、記載しますね。例えば、で私の師匠沢井忠夫先生の『鳥のように』を具体例にだしてみます。
例:『鳥のように』前半部のメトロノームの設定
まず楽譜をみてるとテンポ指定があります。
♪=126 そして3/4つまり3拍子です。
桐の音楽院の皆様に、最近よく使われてるメトロノームを例にだします。
・まずテンポを♪=126にします(写真青箇所)
・黄色部分の上下ボタンをおし、3にすれば、3拍子のビートをうってくれます。
【例:鳥のように出だし】
一四二七七ゝ ゝゝゝゝゝゝ
青部分のところでメトロノームのピっという音がなることになります。
最初の一拍目にのりきれない時
メトロノームに慣れていない時、1拍目スタートする時のタイミングがわからない時もあるようです。ですのでなれるまで、一拍につき2回ビートを鳴らし続けるのもよいかなと思います。
・テンポは♪=126のまま
・ビート上下ボタンを押し、四分拍子一拍につき2回なるようにします。つまり八分拍子でなるので
【例:鳥のように出だし】
一四二七七ゝ ゝゝゝゝゝゝ
青部分、つまり全部の音にピッがでることになります。
指定テンポについていけない場合
ググッとテンポをおとして練習してみてください。自分がひけるところまで。
・鳥のようにでいうと、126のところを70~80位など自分のひけるテンポにおとす
・テンポ80のままで、すべての音をフォルテッシモでひいてみる。
・テンポ80のままで、楽譜に書いてある音の強弱を意識しながらダイナミクスをつけて弾いてみる。
・楽々ノーミスで弾けるようになったら、次は82にテンポを上げてみる。
といった感じで徐々にテンポを上げて行けばよいと思います。
前半部終了~。
ちょっと長くなりそうなので、2分割します。後半部分はまた次回に。
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今回使用したメトロノームはこちら
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