第46回都山流尺八九州支部連合演奏会 終了いたしました
先週日曜日、第46回都山流尺八九州支部連合演奏会が終了いたしました。
都山流尺八会の中でもこのように支部が集結して演奏会をするのはここ九州ならでは、らしいです。この日も九州各県からたくさんの尺八愛好家が集結いたしました。
私たち桐の音楽院は、長崎県支部の方とご一緒に「編曲 元禄花見踊(坂本勉作曲)」を演奏させていただきました。このように県を超えて合奏させていただけるのはこの会の醍醐味。
また私は、楽会派遣演奏者の渡辺紅山先生と、「上弦の曲(沢井忠夫作曲)」を一緒に演奏させていただきました。演奏後、他流派の方からもたくさんお声がけを頂き、こういう場を頂いたことの有難さを感じた事でした。
通常、邦楽の演奏会は楽器の準備のため幕間が長いもの。この日の演奏会ではその幕間の間にたくさんの工夫が凝らされ、お客様を飽きさせないように、そして尺八の魅力を余すところなく伝えようと主催者の方がものすごく努力されてるのが感じられる演奏会でした。おもてなしの気持ちが溢れる、そんな会だったと思います。
たくさんの方々を各地域からお招きし、これだけの演奏会を開催された都山流尺八鹿児島支部の皆様、本当にお疲れ様でした。そして有難うございました!
菊華の響宴@城山ホテル 終了いたしました!
こんにちは♪桐の音楽院主催の梶ヶ野亜生(カジガノアイ)です。
先日、鹿児島市の城山ホテルにて、菊華の響宴2Days終了いたしました。長崎雄二和食料理長就任記念に華をそえるべく、お料理と一緒にチェロと箏の音楽を繰り広げるイベントでした。
城山ホテル内の桜島という会場。ここは一月前ほどにも演奏させて頂きましが、天井にも日本画が配され、全体的な雰囲気は和モダン。和と洋のコラボということで、箏とチェロの組み合わせを思いついたと担当の方から伺いました。
会場エントランスにも山野草と菊を組み合わせた作品がおかれ
なんといってもエントランス前の作品。豪華!
チェロの有村 航平さんと一緒に撮って頂きました。
有村さんの事は前々から存じあげてたのですが、共演は初めて。とても楽しかったー!有村さんのチェロとご一緒できたのが、今回一番の収穫でした。こんな曲やあんなこともできるかもなーと、また次にむけて(勝手にw)の事を考えたりしたひと時でした。
良い機会をありがとうございました。
ラララララデンリハ♪
こんにちは♪桐の音楽院主催の梶ヶ野亜生(カジガノアイ)です。
先週あたまは東京へ。
12月20日螺鈿隊コンサートの為に、リハーサルしてまいりました。
ゲストに我らが師匠沢井一恵先生、そして敬愛してやまないコントラバス齋藤徹さんをお迎えすることが決まりました。
今回はひとまず私たちだけでリハーサルを。
20年前は一緒にいることが当たり前だったメンバーも今やそれぞれが違う現場で活動することが多くなり、今回もそれぞれ過密スケジュールの中での集合。
久しぶりに会っても大した話はせず(それが螺鈿隊・笑)、ご飯やお菓子食べたりしながらの練習開始。
だけど不思議なもので合奏が始まるとなんだかピリッと。
最初はお互いの様子を伺いながらだけど、それぞれの音の圧が強くなって行くのをビシバシ感じることができるのも螺鈿隊だなぁという感じでした。
純粋に合奏を楽しめるのが嬉しいひととき。
歳を重ね、変わってるところもあれば、変わらぬところもあり。
本番前になるとまたガラッと変わってくるメンバーなので、これからどう変化するのか、そして一恵先生や徹さんからのパワーを受け止めて、どんな化学変化が起こるのか。本番を一番楽しみにしてるのは、演奏者自身かもしれません。
お近くの方はどうぞいらしてくださいね!
よろしくお願いいたします。byララララ〜★らでんたい
追記:チラシできましたヽ(´∇`)ノまゆこの弟さんが作ってくれました。カッコおもしろいー!?
こどもにちようコンサート@Sitiera Hall 終了いたしました
こんにちは♪桐の音楽院主催の梶ヶ野亜生(カジガノアイ)です。
11月11日は鹿児島市にあるホールSitieraさんが隔月開催してる「こどもにちようコンサート」。尺八の持橋知行さんに誘っていただき、楽器3種類を携え入ってまいりました。
Sitiera さんの響きはとても素敵。リハからとても気持ちよくなりました(笑)
本番では三味線を実際膝に乗せて、音を出してみたり。
尺八の長さを目の前で測ってみたり。
17絃の長さをみてもらうべく、二人で担いでみたり(笑)
楽器の前にはカーペットも敷いてあるので椅子だけでなく床に座ることもできます。音穴からでる響きを確かめてもらうため、楽器の下をのぞいてもらったり。
少人数でしたが、それだけにグンと身近に楽器の事を感じてもらえたんじゃないかな♪
常連さんが多いというのも納得。
次回の【こどもにちようコンサート】は12月9日!
ハンドベルの方達が来てくださるそう。
親子で楽器を身近に感じたい方は是非是非♪
久野真理香ソプラノリサイタル終了いたしました
こんにちは♪ 桐の音楽院主催の梶ヶ野亜生(カジガノアイ)です。
ソプラノ・久野真理香さんのリサイタル、助演終了いたしました。
真理香さんが第43回春の新人賞を受賞した記念の演奏会です。(おめでとうございます!)
以前ご一緒させていただいた「白い曼珠沙華」もとても素敵な曲でしたが、今回の「じゃがたら文〜お春ゼロニマの生涯」(中島はる作曲)も本当に素敵。曲は「少女の日」「追放」「結婚」「望郷」「手紙」と5章に別れており、”お春ゼロニマ”の人生に沿って行く形となってます。
”お春ゼロニマ”の詳しい話はここでは割愛させていただきますが、時代の流れに翻弄されながらも異国の地でしっかりと生き抜いた日本人女性の強さの中に潜む望郷の念が、この曲には秘められているような気がしました。
この曲を知ることができてよかった!
真理香さんのおかげです。
リサイタルは体力・気力を使い果たしてしまうもの。そんな中真理香さんはいつでも微笑みを忘れずいつでもおおらか。きっとこれからもどんどん活躍されるはず!
またいつかご一緒できますように。
リサイタル無事終了おめでとうございました!!
霧島東神社で奉納演奏させて頂きました
こんにちは♪ 桐の音楽院主催の梶ヶ野亜生(カジガノアイ)です。
毎年11月9日は霧島東神社の大祭で奉納演奏させて頂いてます。
今年も演奏して参りました。
この東神社は鹿児島県の霧島六社権現の一つ。
”西”の霧島神宮に対して、さらに車で30分ほど山奥深く鎮座するこの神社は”東の神社”になります。鹿児島市内からだと車で2時間は見たほうが良いでしょうか。
神社境内からエメラルドグリーンの御池が見下ろせます。
今年はとてもポカポカしていましたが、木の影に入るとヒンヤリとした空気が体を纏います。山奥というだけでなく、神社のもつ清廉性・・といったものでしょうか。
全く信心深くない私でもこの境内に入ると身が引き締まるような、そんな気がします。その昔、ここで修験者たちがここに篭り、修行を重ねたのもなんだか納得。
東神社本殿での演奏はなんだかいつも緊張します。
ホールで感じるものとは全く違った緊張。
ホールでは聞いてくださる方のためとか、一緒に弾く人たちとの調和に集中するけど、ここでは純粋に自分の為に演奏するというような感覚。神様に禊いでもらってるような。それだけに色々見透かされてる気分になります・・(°_°)
この日は演奏途中からどこからともなく「チチチチ・・チチチチ」と鳥が鳴き始めました。一緒に神様に音楽を届けたかったのかな?
という訳で今年も無事終了!
この日は夜、声楽久野真理香さんのリサイタル(これはまた次の記事で)があったので急いで帰りましたが、いつもはこの大祭のあと直会があり、社務所でお昼を頂きます。ここのおにぎりと唐揚げとお煮しめが私大好きなんです(笑)。なんでか不思議とめちゃくちゃ美味しいんですよね。来年また楽しみにすることとします。
帰り道は、霧島の少しだけ赤くなってきた木々に癒されながら帰りました。
皆様にも少しだけおすそ分け。