ホールで舞台発表の練習しました。
当初3月28日に桐の音楽院発表会予定でしたが、このような時期なので中止とさせていただきました。本来なら27曲演奏予定でした。
ただ諦めの悪い私・・・せっかく舞台を使える機会があるのなぁと思い、全員ではないですが、何組かのお弟子様がたと”舞台発表”という練習をホールでいたしました。今回初めて舞台披露をする方、転勤などで移動される方など記録を取っておくと良いかなぁと思う方々、全部で七組。
【千本桜(渡辺泰子 編曲)】
1箏:地浦遼太朗 厚地悠伸 2箏:高橋花佳 17G梶ヶ野
【水面(沢井忠夫 作曲)】
1箏:瀬戸友紀子 久野知美 2箏:林元茜
【六段(八橋検校 作曲)】
本手:前田佳恵 田中いずみ 替手:坂元優花
【宙宙(沢井比河流 作曲)】
1箏:西山志保 2箏:梶ヶ野亜生
【風にきけ Part2 (吉崎克彦作曲)】
箏:室屋 ももこ
【若葉に(沢井忠夫 作曲)】
箏 :繁昌慶
【デイブレイク(沢井比河流 作曲)】
箏 :井上一樹
施設内の他ホールにてイベントをしている方もいらっしゃらなかったので、ドアも開けて。もちろん無観客、ビデオ撮影する私と夫も少し離れてといわゆる3密に気をつけながらの実施でした。もちろんそんな感じなので、いつもの発表会ではないけど、舞台を経験する事は絶対無駄にはならないと思ったので。
無観客だったけど、『やはり練習とは違いますね』『着物を着る練習にもなりました』などといつものお稽古とは違った雰囲気を感じ取ってくださったお弟子さまもいらっしゃったし、少人数短時間の実施だったけど映像も取れてやってよかったと思いました。こんな時期に箏を演奏したいといってくださった皆様に感謝です。来年は絶対また皆で発表会を実施できるといいな、と思っています。以上報告でした。
6/23南青山MANDALA「般若帝國✕螺鈿隊ライブ」チケット販売時期延期のお知らせ
6月23日、南青山MANDALA「般若帝國✕螺鈿隊ライブ」のチケット販売・ご予約は、当初4/1の予定でしたが、諸事情により5月1日開始となりました。
皆様によき音楽をお届けできるよう開催への道程を、今一生懸命練っておりますので少々お待ちくださいね。
箏カルテット螺鈿隊演奏、youtubeで見れます。
なんと!一昨年くらい(!?)に結成20周年という螺鈿隊。
もとは沢井忠夫先生、一恵先生の内弟子として、ほぼ同期メンバーだったこの4人。
合奏練習のきっかけは沢井忠夫先生の「螺鈿」という曲。なので「螺鈿隊」。単純(笑)。まあ歳はとりましたが、今も大して変わっておりませんので、集合すると焼肉ばっかり食べて、中身のない話ばかりしています。でも演奏の時は真面目なのでぜひ真面目な顔もみてくださると嬉しいです。
この動画は代々木上原のMUSICASAで20周年記念コンサートをした際、見ていたお客様が撮って下さっていました。ありがとうございます☺️
「四つの物語」はメンバーの市川慎がこのコンサートの為に描いてくれた曲です。とてもメロディが素敵な曲です。解説も貼り付けておきますね。
今回螺鈿隊の20周年を記念して楽章ごとにソロパートが入れ替わる曲を作りたいと考えてみました。 楽章ごとに何処かのパートが中心になり物語を進める、そして次の楽章では中心となるパートを交代して別の物語が始まる、、、 20年前に大事な時期を共に過ごし、競い合い、助け合い、お互いに前を見て進んでいた頃と20年経った今、 まだまだ先を見つめているメンバー達の強い想いや、その間にある美しさや苦しみなど感情的な要素を自分なりの表現で盛り込んでみたつもりではあります。 四人による四つの物語がどのような情景なのかは皆様でご想像頂けたら嬉しいです。
youtube動画2本あげました「平調子の取り方:テンテンむし編」「メーカーさんに聞いてみた:チューナーの音名表示は機種によってなぜちがうの?」
youtube動画2本あげました!
まず最初に嬉しかった事のご報告。
実は先日YouTube見てくださった方から、とても嬉しい内容のメールを頂きました。
内容についての感想などを教えてくださった最後の結びの所に、このように書いてくださっていました。
演奏会なども軒並み中止になり、聞きに行く事が出来ないので、
その間は、弾き方や音について、 改めて勉強出来る時間でもあるのかなぁと思います。
カジガノカンゲキ。
なんて素晴らしく前向きで素敵なお言葉なんだろうと。
うっかりサボりがちな私もせっせとYouTubeあげることにしました。
さて本日の一本め。
「平調子の取り方:テンテンむし編」
調子も奥が深い・・・・。うっかり話を始めてまとめてみたら合計4本の動画分になってしまった・・・。しかしこの2本で平調子に関しては一旦終了です!
内容としては、たんたんと平調子を私が弾いているので、それを聞いて調弦をとるという練習動画になっています。
昔だったらこれが普通だったのですが、今やチューナーがあるので、お稽古の時はなかなかこの一手間をすることが少なくなってきました。ただこれは耳を鍛えるという意味では、キホンのキ!とも言っても良いくらい大事な練習です。
今でも、楽器の面数が多い演奏会では、このテンテンむし方式で音をとった方が、断然早いかと思います。ただ熟練の耳を持つ人が必要になります。
ぜひ皆様もこの熟練の耳を持つテンテンむしマスターになって下さいね。
「メーカーさんに聞いてみた:チューナーの音名表示は機種によってなぜちがうの?」
さて2本目は、チューナーによってちがう音名表示。
お気付きのかたどれくらいいらっしゃるのかしら・・
私は・・気づいてはいたけど全く気になってなかった(笑)
お弟子さんからの問いかけで調べようという気になりました。
ある音に関しては、このチューナーでは♯、あちらのチューナーでは♭。
と音名が違って表示されるようです。
この謎について、直接メーカーさんに聞くことにしました。
直接箏に関する事ではありませんが、知っている事でチューナー仕様の際迷うことが少なくなると思います。参考になれば幸いです。
3/28桐の音楽院発表会無期延期のお知らせ
先週末色々なお知らせを受けまして、3月28日の桐の音楽院発表会も一旦中止ということに決定いたしました。
今回で、引越しされていく小学生の女の子とか、就職や進学で鹿児島を出ていく子とかいたので、ギリギリまで判断がつきかねていたのですが・・
皆練習を頑張ってくれていただけに本当に残念です。
合わせまして、梶ヶ野&桐の音楽院で出演予定だった演奏会中止もお知らせいたします。
4/29(水祝)都山の会鹿児島支部演奏会
5/10(土)渚のコンサート
あー、本当ごめんなさいね(涙)。
Youtube「平調子のとりかた:上級編」
みなさま、こんにちは。
桐の音楽院主催の梶ヶ野亜生(カジガノアイ)です。
前回はチューナーで平調子をとる方法をお伝えしました。
今回は自力で調弦をとるヒントをお伝えしようと思います。
内容としては
●平調子は誰が、いつ作ったの?
●平調子が出来る前って、箏は何弾いてたの?
●平調子が成立する以前に影響を与えた人物とは?
●京都の銘菓でおなじみのあの方も出てきます。
◾️平調子の仕組みを知ると調弦が取りやすくなります。
◾️調子をとるときに歌うと音程が取りやすい曲って??
◾️一と二は”蛍のひかり”!?
◾️山口百恵さんの”秋桜”も出てくる?? などなど参考になれば幸いです。
動画中でお勧め本として出ているのはこちらです。
私の出した表紙は以前のものでした!
新版はこちらになります↓
Youtube「箏の絃名&楽譜の読み方」「平調子のとりかた:きほんのチューニング編」アップしました!
Youtube動画アップしました。
1週間に一本は動画をあげたいのですが、なかなかです〜😅
映像に残ると思うと、もう一回資料を調べ直したり、本を探し始めたりして、さらに仕事を増やしてます(笑)。でもなんて言うのだろう、動画にしてまとめた事を説明したりしていると、自分のごちゃっとしていた脳内もすっきりと整理整頓されていく感じがしていて、それはすごく良いですね。
元はと言えば、箏のための指の練習動画(ハノン的な)をあげたいなぁと思っていたのですが、なかなか演奏動画にいきつかない。でもあと数本あげたら、そこに行きつくと思います。もう少しだけお待ちくださいませ。
一つは先週あげていた「箏の絃名&楽譜の読み方」です。
箏の楽譜は漢字がいっぱいで「暗号みたいだ!!」とか言われるのですが、仕組みを知れば、案外簡単ですよー。ぜひ謎をといてください。
そして本日アップしました「平調子のとりかた:きほんのチューニング編」。
箏は自分で調弦を取ることが必須の楽器です。
でもそれを簡単にできる文明の利器を使ってこのハードルを下げてしまいましょう。
クロマチックチューナーを使うときのこつなども動画内で説明してます。
少しでも参考になれば幸いです。